チームの力で100件目の受任実績

8月5日で100件目の審判書を京都家裁からいただきました。2017(平成29)年4月の開業から4年4か月と5日目で到達です。昨年の8月末の受任実績が40件でした。特にこの1年間で、60件、2・5倍という急激な伸び方でした。月平均5件の超スピード増加です。
新規60件の類型は、後見45%、保佐38%、補助17%です。保佐+補助で後見を上回りました。原因は、認知高齢者62%、知的障害者18%、精神障害者13%、その他不明7%です。61%の方が在宅です。ここから予測できることは、地域には中軽度の判断能力の不十分な方が在宅で生活している姿が見えてくることです。在宅の方は、24時間に亘って見守りなどの後見活動が求められます。ここに法人後見の役割があるのではないかと思います。
また事務作業も半端ではありませんでした。特に4月~6月の3か月で家裁への初回報告が31件となり定期報告書を含めて大変な事務作業と新規ケースの調整対応に追われました。法人スタッフには大変忙しい業務となりましたが、チームの力で何とか乗り越えてきました。今後もチームの力で受任相談支援と後見活動を取り組み、地域の有用な法人後見団体になる努力を続けます。
(文責:代表理事 五百木孝行)

8月 9, 2021