生活保護アドバイザーの配置(第6回定時社員総会報告)

 第6回定時社員総会を12月15日に開催し、第5期の事業報告と決算を承認していただきました。特に受任実績が1年間で70件増加し、目標の65件を大幅に上回る111件を達成しました。家裁、行政、包括、医療機関、担当CMなど多くの関係機関から申立相談依頼をいただいています。   
 最近の受任ケースの特徴は、生活保護を受給している方が多く、しかも負債の整理や自宅処分、施設入所の調整など多くの課題がある方が多いです。これらの課題を解決するには多くのエネルギーがいりますし時間もかかります。後見人単独ではやれる範囲も限られています。支援者・関係機関の皆様のさらなる連携・共有をよろしくお願いします。この一年間の量的な変化から質的な強化を目指す後見活動を強めたいと考えています。その具体化として12月から生活保護アドバイザーを採用配置しました。生活保護アドバイザーは、当面は週1勤務ですが32年の実務経験年数を生かした身上保護業務の強化を期待しています。
                (文責:代表理事 五百木孝行)

12月 19, 2021