古希を迎える新しい年

 新しい年を迎えまして一言ご挨拶を申し上げます。
 私事ですが私は、今年70歳の古希を迎えます。私が生まれた1950(昭和25)年は、朝鮮戦争が起こった年です。まだ日本は、連合軍の占領下でした。国民は、まだ貧しく、十分に物資がない社会でした。物を大切にし、水や電気を節約して使うことを親からきつく注意をされて育ちました。現在、日本と韓国の政府関係は戦後最悪と言われますが、この朝鮮戦争の「特需」によって、日本経済は息を吹き返します。日本と朝鮮は、歴史的にも地理的にも切っても切れない隣人です。新しい2020年こそ、関係修復していただきたいものです。
 当法人は、4月から設立4年目に入ります。受任実績件数も30件を超えてきました。受任相談も増えてきています。この間の受任ケースの特徴は、身寄りのない一人暮らしのアパート(マンション)生活の方が多数を占めています。認知高齢者も障害者の方も同じ傾向です。月1回の面会・訪問ではサポートが難しく、毎週の面会・訪問・来所が必要な方です。このような状況に対し法人後見の強みであるチームとして関わっていくことが求められています。財産管理にとどまらない身上保護の充実が喫緊の課題です。

  (文責:代表理事 五百木孝行)

1月 1, 2020