新年のごあいさつ~生活困難に立ち向かう

2023年の新年を迎えまして一言ご挨拶を申し上げます。

年初から厳しい挨拶になりますが2023年は、昨年からの物価高、賃金が伸びない、さらに社会福祉・社会保障・医療関係予算の削減・防衛増税が進めば生活保護受給者をはじめ一般国民の生活は直撃を受け、その深刻さははかり知れない事態が予測されます。社会福祉士として性根を据えて立ち向かって行く状況だと考えます。

次に当法人の「終活相談センター」の本格的な活動を3月から開始します。オープン記念として、3月12日(日)・18日(土)に個別相談会を開催します。任意後見契約や死後事務委任・遺言書作成を考えている方は、是非この機会を利用されて終活に関する情報収集や知識を得て事前学習に踏み出していただきたいと思います。

最後に、独居高齢者・障害者が増えている中で、法定後見の申立・受任相談も山科醍醐地域をはじめ市内全域からいただいています。新規・継続ケースに十分に対応できる法人組織を拡充していきます。そのために4月から相談員8名(代表理事・事務局長・新採含む全員が社会福祉士資格保持者)、新設の後見支援員2名(予定)、事務員3名、アシスタント(インターン含む)4名、サポーター1名の総勢18名の事務局・スタッフ体制にする予定です。権利擁護の対人援助実践は、使命感のあるソーシャルワーカーのチーム力が必須です。

本年もよろしくお願いします。

(文責:代表理事 五百木孝行)

1月 1, 2023