新年のごあいさつ~現実を直視して

 2022年の新年を迎えまして一言ご挨拶を申し上げます。
 私事ですが私は今年年男で満72歳を迎えます。私自身、無頓着な性格なのかあまり高齢化による気力の低下は感じません。しかし最近、市バスに乗るとよく席を譲っていただくことが増えました。その時は、私はいつも「ありがとうございます」と言って譲ってもらいます。いくら「若い」つもりでも、見かけは第三者から見れば、年寄りに見えるのだと思います。ここやはり冷静に現実を直視しなければならないと思います。

 2021年は、法人の事業、とりわけ受任数が大幅に増加し量的に劇的に変化し、質的な変化、強化が求められることになりました。今後は現実を直視し一つ一つの法人の決定や動きについて組織的な整備が必要と感じています。代表理事がすべてをコントロールする「個人商店」の段階は過ぎました。法人としてのチームプレーで対応できる体制をつくることが必要です。1月から相談員5名(生活保護アドバイザー含む)、事務員2名、専門職1名、サポーター2名、アルバイト5名と私を含め延べ16名のスタッフ体制でスタートします。しかし3月、4月には異動もあり、それに対応したスタッフの体制確保が必要です。対人援助の業務は、人材の存在が肝要です。今後、法人後見分野は拡大していくと思われます。それに対応する法人後見の現実を直視して運営強化していく決意です。へいあん法人にご注目ください。 (文責:代表理事 五百木孝行)

1月 1, 2022