２年目での法人看板の覚悟
本日、弊法人の看板を細やかですが、業者さんに発注して、事務所ドア玄関の横に取り付けていただきました。それは矢張り、それなりの覚悟の結果です。見積書は、既に一年前に取っていましたが、忙しさに追われてなかなか実現できませんでした。というよりは、躊躇していましたのは昨年の９月に開催しました開業記念パーティーの時もそうでしたが、社会的に有用な権利擁護及び法人後見団体になり続けることができるのか。そのことに対する社会貢献という責任とプレッシャーに堪える法人活動ができるのか、設立当時はかなり不安が交錯したのは事実だったと思います。
しかし、法人設立して２年目で受任・相談件数が二桁を超え、現在進行形で増えてきています。「ありがたい」と言えば「ありがたい」ことですが、それだけ社会状況・地域状況が厳しい事の反映だと思います。当初は、これまでの私の障害福祉分野の実務経験に信頼を寄せていただいて、障害者の方の受任が多かったですが、今年に入ってから地域のケアマネさんや地域包括からの相談が増えてきており、認知高齢者の方の受任も増えてきました。この１年間の活動を通じて、受任者の多くの方は身寄りのない方が多いことがわかってきました。在宅で単身の方の後見活動はきめの細かい対応が必要です。それに対する法人後見のメリットも実感しているところです。今後、障害者の方も認知高齢者の方も支援できる総合的な「寄添型」の法人後見活動を目指していくことになると考えています。
（文責：代表理事：五百木孝行）
